2025年2月の活動 前編 

2025年02月24日

チーム虹の戦士として2月22日〜24日の日程で再び能登での支援活動に従事しました。
初日の往路は折悪く、北陸地方での警報級降雪への注意喚起がなされる中での出発。羽田からの飛行機も天候調査で数度出発時刻が遅れ、結局1時間ほど遅れて現地能登空港に到着しました。

空港周辺では前日夜だけで50cmほどの降雪があったとのこと。幸い降雪の峠は過ぎたようでしたが辺りは一面雪に覆われており、いつも以上に慎重に運転して拠点を目指します。

拠点に到着後、初日の活動は前日の雪の影響もあって遠出はせずに拠点内での土嚢づくりに従事。重機で作った盛り土からシャベルで土を掘り出して土嚢袋に詰めていく作業です。

一見地味ですが実は肉体的にはかなりきつい作業。今回初参加を含むチームメンバーの足腰は早々に悲鳴を上げつつ、午後いっぱい作業してなんとか200袋ほど作成して初日活動は終了しました。

雪降る中での土嚢づくり
雪降る中での土嚢づくり

翌23日はチームを二つに分け、Aチームは朝から地域住民向けの焚き火&BBQイベントの準備。Bチームは午前中神社での木材撤去作業後に焚き火チームに合流します。

神社チームは家屋裏に散乱した木材の破片をひたすらかき集めて除去する作業に従事。
狭い空間での手作業や階段を何度も上り下りする必要があったりなど、初日に続いてこちらも肉体的には非常にきつい作業となりましたが、途中ではコーヒーをいただきながら神社の宮司さんやそのご家族から色々なお話(神社の歴史からご家族のお話まで)を伺うなど、短い時間ではありましたがメンバーにとっても貴重な交流の機会となりました。

宮司さんに神社の由来や地域の祭りについてお話しをうかがう
宮司さんに神社の由来や地域の祭りについてお話しをうかがう


一方、焚き火イベントチームは朝からイベントの準備に奔走。

特にこの焚き火イベントは当会会長(日本焚き火協会事務局長の肩書きあり)を含む我々チーム虹の戦士のメンバーが中心となって諸々計画を進めてきたもので、子供向けには薪割り体験や火おこし体験、大人向けには焚き火を囲んでお酒を楽しんでいただくBARコーナー、さらにはチームメンバーである日本BBQ協会会員による本格的なバーベキューのサーブなど、皆気合を入れて準備を進めてきました。

ところが当初は公民館の駐車場で15名程度を招いて実施する予定が、大雪の影響を考慮して開催予定は一度は中止に。中止の報に我々も非常に残念に思っていたところ、急転直下現地入り2日前に大規模仮設内のイベントスペースでの実施が決定。来場想定人数も70名となぜか当初想定の約5倍!に。

さらに大掛かりとなった準備にうれしい悲鳴をあげつつ、仮設の子供達に準備を手伝ってもらったり、神社チームも応援に駆けつけてマンパワーを集中したおかげで、無事予定時刻にイベントを開始することができました。

イベントが始まってしまえばそこは我がチームは流石のプロ集団(やや自画自賛です)。

バーベキューでは日本バーベキュー協会会員であるチームメンバー2人で大人数の料理をスムーズに捌きBBQを振る舞う。トマホークに代表されるような魅せるBBQの数々に特に子供達は大喜び。

また一緒に活動したチームGの皆さんはキッチンカー(オデンカー)でおでんを振る舞い、これまた老若男女に大人気。

お酒を含むドリンク販売チームも、これまたチーム内の本業プロのメンバーが中心に回してくれたおかげで、本当にたくさんのお酒を皆さんに楽しんでいただくことができました。

そして焚き火も焚き火協会事務局長でもある当会代表を中心に、即席の焚き火台(なんと使用しなくなったカーブミラー)を使って焚き火を実施。

イベント途中から辺りは雪模様に。寒いからこその焚き火を住民の皆さんが囲んで暖をとり、美味しい料理とお酒、そして最後には代表が扮するギター弾き語りのアーティストまで登場(笑)。

19時を過ぎたあたりでゆるゆると撤収を始めますが、参加者は皆名残惜しそうにあちこちで立ち話の輪ができています。

イベント最後にはボランティアのみならず住民の皆さんも含め、関わった皆でイベントの締め。
仮設住宅のリーダーの方や自治会長の方には心温まるコメントをいただき、このイベントを本当に住民の皆さんに楽しんでいただけたことを感じ、メンバー一同改めて喜びを噛み締めたのでした。

撤収完了して振り返りの時間。地元の方から感謝の言葉をいただけました。
撤収完了して振り返りの時間。地元の方から感謝の言葉をいただけました。


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